郵便物電子化”atena”の費用対効果・競合比較

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郵便物をウェブで確認ができるサービス”atena”の概要・料金について分析しました。

atena 運営会社概要

社名 株式会社N-Technologies
創業 2020年6月
会社HP https://n.inc/ja/our-company
サービスページ https://atena.life/

※本記事の情報等は、上記HP / サービスページからの引用です。最新情報は必ず上記リンクよりご確認ください。

atena サービス概要

※出典:atena<アテナ>-テレワークを支える、郵便管理クラウド

平たく言うと、「すべての郵便物をかわりに受取・開封して、オンラインで通知してくれるサービス」です。多くの会社では総務担当が郵便物を集約し、それぞれの宛先を見て、該当する社員に書類を渡しているのではないでしょうか。atenaというサービスは、その手間をなくしてくれるものになります。特にコロナ禍において、出社せずとも郵便物を確認できるのはありがたいサービスですね。

また、セキュリティ面も徹底しているため、郵便物をatenaに渡すことによる情報漏洩リスクも対策されています。

お客さまからお預かりした郵便物は以下の環境によって保管をしています。
・生体認証による複数レベルの入退室管理(入館及び入室)
・監視カメラによる24時間365日の記録と常時警備
また、郵便物の管理を担うパートナー(スタッフ)については本人確認の徹底を行うと共に別途機密保持契約書(NDA)を締結しています。

※出典:在宅勤務中も自宅で会社の郵便物が確認ができる「クラウド郵便」とは?仕組みを解説 | atena

 

atena 郵便物の受け取り代行方法

atenaが行っている、郵便物の受け取り方法は2パターンあります。

① 郵便物の送付先そのものを、atena専用住所に変更する方法

→こちらの場合、取引先に対して郵便物発送先の変更を依頼する必要があります。

 

② atenaが定期的に、本社ビル等へ郵便物を回収しにくる方法

→こちらは追加オプションとなりますが、取引先に影響を与えずに業務構築することができます。

 

atena 月額料金と費用対効果

atenaの料金体系は以下の通り。書類のスキャン・および郵便物の回収は基本料金には含まれません。

基本料金 請求書100枚まで:1万円
請求書300枚まで:3万円
それ以上:要相談
書類開封・スキャン 1枚あたり200円
郵便物回収オプション 週1回   4,400円
週5回 22,000円
(週1回~週5回のうちから選択可能)

 

仮に「書類スキャンあり」「週1回郵便物を回収」とした場合の価格は、以下グラフの通りです(横軸が請求書枚数、縦軸が月額費用)。

例えば請求書100枚の場合、月額費用は3.6万円となります。100枚を超えると基本料金が上がるので、100枚前後の企業の場合は導入を迷うかもしれません。

 

こちらの費用対効果を見るため、時給換算してみました。

・(総務)書類の宛先を確認して、担当者に渡す
・(担当者)受け取った書類を開封してスキャンする
・(担当者)請求書等については原本を経理に提出する

 

この3つの作業あわせ、書類1枚あたり8分かかるとした場合の計算が以下の通り。だいたい時給3,000円程度になることがわかります。

時給3,000円は、年収換算でおよそ580万円。したがって、もし正社員がこうした郵便仕分け業務を行っているのであれば、atenaを導入することによる費用対効果は十分に見込めると考えられます(本業に専念できる、という観点も含めるとなおさら)。

 

atena 競合比較

現在調査中です。

 

atena 導入メリットのある企業はどこ?

atenaは、費用対効果が十分に期待できるサービスということがわかりました。あとは郵便物の枚数が100枚未満 あるいは 200枚以上 の企業であれば、より安い単価でサービスを活用することができるでしょう。

atena - クラウド郵便ならアテナ|郵便物をすべてクラウド化
「atena〈アテナ〉」は、郵便物をメールのように管理できるサービスです。テレワーク中でも会社に届く郵便物をかんたんに確認できます。仕分けやスキャンなども任せられるので、DXや生産性向上にもつながります。
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